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坂木司「先生と僕」

流されやすくやたらマイナスに物事を考えてしまうが、覚えようと思って見たものを写真のように覚えることのできる大学生・双葉と、大人びた中学生の少年・隼人が日常で遭遇する謎を解き明かしていく物語。

こちらは殺人などの事件ではなく、街中で起こる疑問に隼人が興味を持ち、それをふたりで解決するために動いていくという話で、年齢層的には少年少女向けになってもいいかもしれない。

主人公の双葉の優柔不断さ(よく言えば優しさ)と、隼人の老成していると言ってもいいもしれない大人びた言動がいいバランスで描かれていてとても読みやすい。

ひきこもり探偵シリーズのような優しい大人はほとんど出てこないし、身近にある犯罪(もしくは犯罪一歩手前の行為)を描いている分、こちらのほうがリアリティはあると思う。それでいて、あまり嫌な気分にさせられないのは描き方にいやらしさがないからかな。さらっと読めて、読後感もいい。まだまだ続きも書けそうな雰囲気なので、続編を期待したい。
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