blog_entry
<< 辻村深月「名前探しの放課後」 | main | 松浦さん at ブルーノート >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

TOPへ
| - | - | -

辻村深月「凍りのくじら」

続けて辻村深月。
いやあ…これは読後感はともかく、読んでて楽しい話じゃなかった。
まず、主人公のモノローグが説明的すぎる。
それから、登場人物がことごとく何か欠けているっていうのも…まあ、これはそういう人を引き寄せてしまうというか、そういう人のところに主人公が入り込んで言ってしまっていると考えればおかしなことでもないのかもしれないけど、「普通」で「まっすぐ」な人がいてもよかったかなあと。それがあきらの立場だったのかもしれないけど。
あきらと主人公の交流も物足りない。
もうちょっとつめてもよかったんじゃないかな、とも思う。

それでも、やっぱり読ませる力はあると思う。
何かが足りていなくて、埋めたいと思っていないのにそれでももがいてしまう主人公。
その微妙なバランスというか、複雑な心模様の描き方はなかなかのものだなあと。
TOPへ
| 本/雑誌 | comments(0) | -

スポンサーサイト

TOPへ
| - | - | -
Comment
It comments.









blog_entry

Recommend