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辻村深月「名前探しの放課後」

名前探しの放課後(下)
名前探しの放課後(下)

辻村深月の最新作。
タイムスリップで3か月前へと戻された少年・いつかが、後々自殺してしまう同級生を助けるため、クラスメイトのあすなと、友人知人を巻き込みながら、なぜか名前を思い出すことのできないその生徒を捜していく…。

今回はいつかとあすなをメインに、彼らの過去と成長を描いている。
割とさらさらと読める感じ。
人物の心理描写が細かく丁寧で、そこに謎が加わり、読者を引きつける。

謎に関しては伏線というのにはちょっと語弊があるかもしれない。
いわゆる、登場人物が登場人物をだます、という形になっているから、
読者がだまされるのもある意味当たり前というか。
それでも、今回は極度の悪意ある人物は出てこない(取りようによってはあれも悪意になるというのはあるけど、そこがさらりとしか触れられていないので、登場人物にどれほどの影響を与えたのかはわからない程度)ので、読後感もよかった。

ただ、過去の彼女の作品を読まないとわからない部分なんかもあって、
それはちょっと不親切かなと。
名前やその後が出てくるくらいならかわいいもんだけど、
これをあんまりやられすぎるとちょっと…という感じ。
世界観のつながりがまったくない新作も読んでみたい。
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